環境省は2017年3月16日に「長期低炭素ビジョンの取りまとめについて」を公表しました。
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以下、環境省の発表資料より。
1.背景
パリ協定等で2020年までに、今世紀半ばの長期的な温室効果ガスの低排出型の発展のための戦略を提出することが招請されていること等から、2050年及びそれ以降の低炭素社会に向けた長期的なビジョンについて中央環境審議会地球環境部会長期低炭素ビジョン小委員会の場においてご議論いただいてまいりました。
本日、中央環境審議会地球環境部会長期低炭素ビジョン小委員会(第14回)が開催され、長期低炭素ビジョンが取りまとめられました。
2.長期低炭素ビジョンの概要
第1章では、科学的知見に基づく取組を基本としている気候変動問題について記述しています。
第2章では、パリ協定を踏まえた世界の潮流について記述しています。
第3章では、我が国の直面する経済・社会的課題について記述しています。
第4章では、第1章から第3章の事実関係を踏まえ、脱炭素社会の構築を見据えた長期大幅削減に向けた基本的考え方を記述しています。
第5章では、世界全体での脱炭素社会の構築を見据え、その途中過程として我が国における2050年80%削減を実現する社会の絵姿を記述しています。
第6章では、第5章の絵姿の実現に向けた政策の方向性について記述しています。